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村上春樹的海外サッカー

1 :国境の南、太陽の西:2006/03/17(金) 21:25:08 ID:41HT4Bro0
「最近のストライカーはみんな戦術に忠実になったんだ」
と僕はアブラモビッチさんに説明した。
「僕が学生の頃はこんなじゃなかった。ストライカーといえばみんな守備の時は立ってるだけで
半分ぐらいは性格破綻者だった。でもときどきひっくりかえるくらい凄いゴールが見れた。
僕はいつもリスボンのジョゼ・アルバラーデに通ってサッカーを見ていた。
そのひっくりかえるような経験を求めてだよ」
「そういう人たちが好きなのね、ジョゼくんは」
「たぶんね」
と僕は言った。
「まずまずの素晴らしいプレーを求めてサッカーにのめり込む人間はいない。
九の外れがあっても一の至高体験を求めて人間はスタジアムに向かって行くんだ。
そしてそれがサッカー界を動かしていくんだ。それがスポーツというものじゃないかと僕は思う」

僕は膝の上にある自分の両手をまたじっと眺めた。それから顔を上げてアブラモビッチさんを見た。
彼は僕の話の続きを待っていた。

「でも今は少し違う。今では僕は監督だからね。僕がやってるのは選手を補強してもらって優勝することだよ。
僕はクライフでもないし、何かを創り出してるわけでもない。そして僕はここでべつにストライカーを
支援しているわけではないんだ。好むと好まざるとにかかわらず、この場所ではそういうものは求められていないんだ。
指揮する側にとっては戦術に忠実で頭のいい連中のほうが扱いやすい。それもそれでまた仕方ないだろう。
フィールドじゅうがロマーリオで満ちていなくてはならないというわけじゃないんだ」

2 : :2006/03/17(金) 21:32:52 ID:hCilNG1E0

           ∩_
           〈〈〈 ヽ
          〈⊃  }
   ∩___∩  |   |
   | ノ      ヽ !   !   こいつオナニー野郎!!
  /  ●   ● |  /
  |    ( _●_)  ミ/
 彡、   |∪|  /
/ __  ヽノ /
(___)   /


3 : :2006/03/18(土) 01:12:05 ID:svzHH+Xw0
お、復活したのか。

やれやれ。と僕はつぶやいた

4 : :2006/03/18(土) 01:34:35 ID:KKEDHWFH0
今日久しぶりにコイツの本読んだら
なんか、極端に翻訳口調なんで読みづらいわ…

5 : :2006/03/18(土) 09:05:41 ID:dtY+06I20
23 sage 03/02/18 03:33 ID:yz4F2+sG
「ベナブルズ君、グラスもう一個持ってきてくれない?」
「いいですよ。でも何するんですか?」
「これから二人でリーズのお葬式するのよ」
リズデイルさんは言った。「淋しくないやつを」

リズデイルさんはまずマネージャーの「オリアリー」をとても綺麗に静かに弾き出した。

「さて、酔っ払っちゃう前に何人売れるかな。ねえ、
 こういうお葬式だと淋しくなくていいでしょう?」

リズデイルさんはプレーヤーに移り、「ファーディナンド」を売り、「ロビーキーン」を売り、
「ファウラー」を売り、「ダクール」を売り、「ボウヤー」を笑いながら売り、
「ウッドゲイト」を売った。僕はマッチ棒を七本並べた。

「七人」とリズデイルさんは言ってワインをすすり、煙草をふかした。
「この人たちはたしかに人生の哀しみとか優しさというものをよく知っているわね」


リーズが死んでしまったあとでも、リズデイルさんは僕に何度も手紙を書いてきて、
それは僕のせいではないし、誰のせいでもないし、それは雨ふりのように
誰にもとめることのできないことなのだと言ってくれた。

6 : :2006/03/18(土) 23:42:19 ID:svzHH+Xw0
ベルカンプ「友よ、ドイツはあまりに遠い」

7 : :2006/03/18(土) 23:44:06 ID:Be7CSqgk0
誤解していただきたくないのだが、私は何も……

8 : :2006/03/19(日) 16:31:30 ID:CJFOjdD+0
僕が初めてセント・ジェームズ・パークを訪れた時、ブランブルは5月のやわらかな日ざしの下に
足を投げ出してボールを自らのゴールに流しこんでいる最中だった。
「このオウンゴールの優れた点は、」と彼はギブンに言った。
「得点と失点が一体化していることだ。」
芝の生い繁った広いフィールドには様々な色と形の選手が集まり、
芝生に転がる白いボールを懸命に追いかけていた。

9 : :2006/03/19(日) 16:59:32 ID:3gbldqt30
このスレ好きだった!
今ちょうど村上春樹読み直そうかと思ってたとことだし復活嬉しいです。


10 : :2006/03/19(日) 20:57:14 ID:q7nSrZUo0
村上春樹の作品だったら何が一番お勧め?

11 : :2006/03/19(日) 21:23:24 ID:scvuihLv0
>>10
象の消滅

12 :_:2006/03/19(日) 21:34:01 ID:HLq6003e0
このスレ イイッ!!

13 : :2006/03/19(日) 21:36:35 ID:gO53qUI20
>>10
世界の終わりとハードボイルド・アン・ワンダーランド

14 : :2006/03/19(日) 22:30:42 ID:Nu8W08Yk0
考えてみれば、このクリンスマンの公式は
僕がこれまで辿ったドイツナチオナル・エルフの全ての
断面に適用できるかもしれない。

僕は右手でロスアンジェルス的な人生を操り、左手で
ドイチエル・フスバル・ブント的な人生を操ることが
できるようになるかもしれない。

しかしまぁ、ヴェルンスの戯言などどうでもいいことだ。
フートのデフェンスの穴と同じことだ。
フートの穴を空白として捉えるか、あるいは存在として
捉えるかはあくまで形而上的な問題であって、それでヴェルンスの
足が少しでも早くなるわけではないのだ。

15 : :2006/03/19(日) 22:49:39 ID:GJ52UVV60
過去ログ:村上春樹的海外サッカー
http://ex2.2ch.net/test/read.cgi/football/1045493246/

復活おめ。これから、リーグ戦終盤・CL・W杯と楽しみ。

16 : :2006/03/20(月) 21:05:24 ID:fAq7icYo0
「守備をしながら働くのって楽しい?」とレコバが訊ねた。
「わからないよ。まだそれほど長く働いたわけじゃないからね}
彼はフィールドの上のボールに足を伸ばして、ほんの1タッチだけ触り、
すぐにはたいて汗を拭った。それから試合から姿を消した。
「私ってそういうのに向いてるかしら?」
「チームプレーのこと?」
「そう」と彼は言った。
「どうかな。考えているよりは結構煩わしいことが多いもんだよ。細かい規則とか指示とかね」
「そうね」と言って彼はしばらく何かを考えていた。それから僕の目をじっとのぞきこんだ。
彼の目は不自然なくらいすきとおっていた。彼がこんなにすきとおった目をしていたなんて
僕はそれまで気づかなかった。ちょっと不思議な気のする独特な透明感だった。
まるで空を眺め ているみたいだ。
「でも、そうするべきじゃないかって時々思うの。つまり・・・」彼はそう言うと、僕の目を
のぞきこんだまま唇を噛みしめた。それから目を伏せた。「わからないわ。いいのよ」
それが会話の終わりだった。彼は再び姿を消し、僕にはやるべき仕事があった。

17 :    :2006/03/20(月) 22:01:22 ID:TCaV9fiu0
「確かに問題はなかったと思う。今日のゲームに関してはね。
でも、今日という日は誰かによって支配されるべきではないと思う。その誰かが
他でもないアントニオなら、なおさら気分は最低になるだろうね」
そう『豚』は言った。
「でも、わからないわ」
「君たちは常に理解を求める。だけど、ぼくはその要求に応える気はないよ。
だって、君たちが一番に知りたいのは選手の深い内面だからね。
そこは簡単には届きにくい、日常がすっぽりと欠落している谷間だよ。
ぼくは決してわがままでこんなこと言っているわけじゃないよ。
ぼくは今の自分の現状を伝えるしかないし、この現状ってのはぼくの今でしか
ありえないんだ。言いたいことはわかるね?」
『豚』の目は小さく泳ぎ、何かの気配に気がつく寸前でそれは消滅した。
その沈黙は両者のいずれが生み出したわけでもなく、
陸地のプレートの軋み合う共鳴が割れて雨上がりの白い空に響き渡るように、
彼らの選んだ時間は単純に一つの空間の中で別々に動き出していた。
「でも、わからないわ」ミス・バートンは言った。「あなたは今でも世界中から
敬愛されているフットボーラーだし、私はそんな選手をより多くの人々にありのまま
伝えてあげたいと思っているの。確かに私があなたから直に受ける現状は情熱的で
貴重なことだわ。それはすでに素晴らしいマスコミユニケーションになっている」
「ぼくもそう思う。それは素晴らしい手段になっている」
「もう、私は手段を正当化することはできないのよ。
本当の問題は、どう私が理解をしたいうことなの。
もちろんフェアではないと思うの。
わからないじゃないの。わかりたいのよ、ロニー」
『豚』は一度深呼吸をした。

18 : :2006/03/21(火) 01:37:36 ID:+dB8e3PM0
>>8が気に入りマスタ

19 : :2006/03/21(火) 03:36:56 ID:/P6y+0hfO
「あなたは本当にゴールする気があるの?」
彼女が真剣な目で僕を見ていた。
「どうだろう、よく分からないな。正直なところ、僕にはさしあたってゴールしなければならない理由が無いんだ」
途端に彼女の表情が険しくなった。
「どうして?」
「W杯があるからさ。半年間何もしなくてもドイツで生活できる」
「半年が過ぎてW杯が終わったらどうするの?半年後にはあなたは27歳で、有望な若手でもなくなるわ。
それに、試合の間中無駄に走っているだけのあなたに一体何が出来るっていうのよ?」
彼女の言うとおりだった。僕は彼女と目を合わさないようにビールを一口飲んだ。
「やれやれ」
「今度『やれやれ』なんて言ったら殺すわよ」


・・・・・・やれやれ。

20 : :2006/03/21(火) 03:40:23 ID:/P6y+0hfO
↑スマン、高原です・・・orz

やれやれ

21 : :2006/03/24(金) 08:06:51 ID:uzIPTaKl0
「結局のところ」僕はしばらく沈黙した後口を開いた
「僕には保守することぐらいしかできないんだ」
彼女は何も言わず下を向いていた。

22 : :2006/03/24(金) 16:10:31 ID:o2M88Ecs0
良スレ。
>>1-2の流れがすばらしい。

23 : :2006/03/25(土) 18:26:37 ID:99clPSUW0
ジョゼ君はオーナーにはこういうしゃべり方するのかな?

24 : :2006/03/25(土) 18:28:13 ID:d8o4WQqP0
龍も立ててくれ

25 : :2006/03/25(土) 21:31:38 ID:BUiqGXw3O
>>24
「龍じゃないからこそスレがおもしろくなるんじゃないのかい?」
彼は一言一言確かめるように、そしてゆっくりとそう聞いた。

26 ::2006/03/25(土) 22:53:29 ID:niIpjBLAO
ルート「迷ってるんだ」
バステンは何度か肯いた。
ルート「決めかねている」
「そんな気がしてたよ」バステンはそう言うと、しゃべり疲れたように微笑んだ。
ルートはゆっくり立ち上がり、煙草とライターをポケットにつっこんだ。時計は既に一時をまわっていた。
「おやすみ」とルートは言った。
「おやすみ」とバステンが言った。「ねえ、ファギーが言ったよ。ゆっくり歩け、そしてたっぷり水を飲めってね」
ルートはバステンに向かって微笑み、ドアを開け、階段を上る。街灯が人影のない通りを明るく照らし出している。ルートはガードレールに腰を下ろし、空を見上げる。そして、いったいどれだけの水を飲めば足りるのか、と思う。

27 ::2006/03/27(月) 07:44:10 ID:P+rAE+g1O
たぶんage

28 :_:2006/03/28(火) 09:44:38 ID:jMeh5OimO
「ageるんだよ。」と羊男は言った。
「このスレがある限り、age続けるんだ。」

29 : :2006/03/30(木) 21:56:20 ID:E4x6UC0D0
加納マルダ

30 :ダンスダンスダンス (上):2006/03/31(金) 23:44:47 ID:5gxz8pjc0
文庫P215〜

「駄目だね。好きになんかなれない、とても。何の意味もないことだよ。
上手い選手をみつける。雑誌に出してみんなに紹介する。
ここを見なさい。こういう選手をほめなさい。でもどうしてわざわざ
そんなことしなくちゃいけないんだろう?
みんな勝手に自分の好きな選手を見ていればいいじゃないか。
そうだろう? どうして他人にプレーの質までいちいち教えて
もらわなくちゃならないんだ? そしてね、そういうところで
紹介される選手って、有名になるに従って持ち味もモラールも
どんどん落ちていくんだ。十中八、九はね。需要と供給のバランスが
崩れるからだよ。それが僕らのやっていることだよ。
何かを見つけてはそれをひとつひとつ丁寧におとしめていくんだ。
真っ白なものを見つけては、垢だらけにしていくんだ。
それを人々は情報と呼ぶ。そういうことにとことんうんざりする。
自分でやっていて。」



31 :_:2006/04/02(日) 09:21:56 ID:dwdKNWsCO
>>30
イイ!

32 :1973年のピンボール:2006/04/03(月) 06:39:55 ID:2tMjnCvR0
エルゲラは目の前のテレビをぼんやりと眺める。
ブラウン管にはレアル・マドリードの試合がライブで映っている。

移籍の潮時かもしれない、とエルゲラは思う。このクラブで初めて試合に出たのは二十四の歳だ。
何百のハイレベルな試合、何十本の貴重なゴール、ベルナベウに訪れた何百万人の観客。
何もかもが、まるではしけに打ち寄せる波のようにやって来ては去っていった。
俺はもう既に十分なだけの試合に出たじゃないか。
もちろん三十五になろうが四十になろうが他のクラブでなら幾らだって試合に出れるかもしれない。
でも、と彼は思う、ここでの試合だけは別なんだ。
……三十一歳、移籍するには若くない歳だ。
気の利いた人間ならスタメンで試合に出て腕にキャプテンマークでも巻いている歳だ。

エルゲラはテレビのスイッチを切り、グラスに注いだミネラルウォーターを一息で半分ばかり飲む。
そして反射的に手の甲で口を拭う。
そして湿った手をジーンズの尻で拭った。

さあ考えろ、とエルゲラは自らに言いきかせる。
逃げてないで考えろよ、三十一歳……。少しは考えてもいい歳だ。
十五歳のカンテラ選手が二人寄った歳だぜ、お前にそれだけの値打ちがあるかい?
ないね、一人分だってない。チームメイトのフランス人の頭部に散りばめられた髪の毛ほどの値打もない。
……よせよ、他人のこと言えたもんかよ、くだらないメタフォルはもう沢山だ。何の役にも立たない。
考えろ、お前は何処かで間違ったんだ。思い出せよ。……わかるもんか。

33 : :2006/04/03(月) 17:07:37 ID:TfObB5V20
おお。よいねー。>>32

34 :_:2006/04/03(月) 21:20:50 ID:e4lfd9GkO
>>32
すげえよ旦那

35 :ねじまき鳥クロニクル:2006/04/03(月) 22:35:33 ID:2tMjnCvR0
「もしマケレレがずっといてくれたら、このクラブはもう少しうまく行っていたと思うのよ」
とベッカムは言った。
「マケレレはペレスにはその活躍に相応しいだけの評価はされなかったけれど、
それでもこのクラブの守備の、いわば要のような存在だったの。
彼がずっと移籍しないでいてくれたなら、このクラブはみんな今よりまともになっていたかもしれない。
少なくとも私は今より幾らかは救われていたと思う。
ねえ、わかる?私はそれ以来ずっとみんなに対して罪悪感を感じつづけてきたのよ。
どうしてマケレレのかわりに私が移籍してきたんだろうって。
どうせ私なんて守っても、人並みのボール奪取も、危機察知もできないのにってね。
そして私のチームメイトも、サポーターも、私がそう思っていることを感じていながら、
私しに対して暖かい言葉ひとつかけてはくれなかったのよ。
それどころかあの人たちは機会があるごとに、移籍したマケレレの話をしたわ。
彼がどんなに勤勉で、頭の良い選手だったか。どれほどみんなに頼りにされたか。
どんなに気が利くカバーリングをして、どんなにうまく相手のボールを奪ったか。
ねえ、私もボランチをやらされたのよ。
マケレレが移籍しちゃったあと、中盤の底にポジションが残っていたから。
でも私はその役割に興味すら持てなかったのよ。
私にはマケレレみたいにうまく守れないだろうってことがわかっていたし、
私は自分がマケレレよりもあらゆる点で劣ったボランチだということをいちいち証明したくはなかったの。
私はマケレレのかわりにはなれないし、そんなものになりたくもないの。
でもあの人たちは私の言うことなんか聞いてはくれなかった。
だから私は未だにボランチを見るのも嫌なの。ボランチを任されている人の姿を見るのも嫌なの。
……あと、冷蔵庫に入っている飲み物の本数が奇数だと、1本を隠したくなるの」

36 :_:2006/04/04(火) 00:07:15 ID:UcKNlFN/0
>35

最新情報にワロタ

37 : :2006/04/04(火) 01:38:41 ID:TcnE1UTx0
>>32
イイね。
これはイイ。

38 : :2006/04/04(火) 03:04:47 ID:AOii7Xbv0
ねじまき鳥を読んだ後だととうしてもハゲネタを使いたくなってしまう・・・

39 :ねじまき鳥クロニクル:2006/04/04(火) 08:04:13 ID:AOii7Xbv0


私のプレイを止めたのは靭帯が切れる、バチンという鈍い音でした。
サッカーをするものなら、たとえどれだけ深くゲームに集中していようとも、その音を聞きのがすことはありません。
それは何といいますか、特別な音なのです。
それは死そのものように重く、冷たいのです。



40 ::2006/04/04(火) 22:54:44 ID:fjW3c9cz0
>>39
うわー、俺も聞いたことあるからすんごくよくわかるよ、あのイヤな音。
もうあのスリッパで床を叩いたような音は2度と聞きたくないね。

41 :sage:2006/04/05(水) 07:16:17 ID:TXnMRWeb0
わるくないね。

42 : :2006/04/05(水) 07:25:59 ID:nTSVAdeD0
>>32
完成度タカス

43 :ハードボイルドワンダーランド:2006/04/05(水) 08:28:52 ID:nTSVAdeD0
「引き分けなんかじゃないわ」とマルディーニは言った。「引き分けよりずっとひどいものよ」

「一対一なのに?」

マルディーニは何かを言おうとして一瞬息を吸いこんだが、すぐにあきらめて首を振った。
「今はちょっと説明している暇はないわ。とにかく思いきり前に走って。
それしか助かる道はないのよ。
脚の古傷は少し痛むかもしれないけど、負けるよりはましでしょ。」

「たぶんね」と私は言った。

44 ::2006/04/05(水) 09:06:55 ID:liNR3cZIO
ここに書いてあるレスって考えて作られたモノなんですか?自分も書いてみたいのですが。教えてください。

45 : :2006/04/05(水) 09:40:47 ID:+XMy/WFa0
>>32
これは素晴らしいな。

46 : :2006/04/05(水) 21:41:59 ID:zwFzhl060
中田と初めて会ったときのことはよく覚えている。
彼はなんだか変な格好をしていて、それはまるでカウボーイのように見えた。

「3バックのいい点はディフェンスが3枚というところ。」
彼は言った。
「それじゃ4バックは?」
「4バックにいい点なんてないさ。あのスペースに4人なんて狭すぎる。」
彼はビールを飲み、そしてピーナッツを口にした。

「でもたった一つだけいいところがある。」
「それは何?」
「マコツを見なくて済むところさ。」

47 : :2006/04/05(水) 21:43:40 ID:/a47BSpd0
ワロタ

48 : :2006/04/05(水) 22:51:43 ID:zwFzhl060
続き

しばらく中田はテーブルに肘をつき黙り込んでいた。

「でも本当はあなたにとっては大切なお仲間だったんでしょう?」
私は訊ねてみた。

「戦友さ。そりゃね。18の頃からずっと一緒にいたんだぜ。10年だ。」
私は中田と一緒にプレーしていた頃の田中誠を思い出そうとした。
けれど浮かんでくるのは城や川口、そして前園だった。
現在前園は東京で翻訳業を営んでいる。

「奴は最高のDFさ。どんなFWだって止めちまう。ロナウドもロマーリオも。どんなFWでもだ。
FWが奴にドリブルをしかける。それを奴が止める。そして俺にボールを預ける。
そうこうしてるうちに試合が終わる。俺たちの勝利でね。オリンピックにも出たしブラジルにも勝ったんだ。」
一気に言葉を吐き出したあと、ビールを少し飲み彼はこっちを見た。

彼の全身の穴という穴にキャラメルコーンが突き刺さっていた。





49 : :2006/04/05(水) 23:32:33 ID:nATK6qk60
>>48
オチで吹いた。東鳩乙ww

50 : :2006/04/06(木) 08:48:21 ID:jxPd5EDX0
元ネタの文章の流れ、リズムが残る程度に適当にいじる

51 :ピンボール:2006/04/06(木) 20:49:20 ID:GouEUlNT0
「そうかもしれない。」しばらく考えてからヘンリーはそう言った。

ベンゲルはビールをもう一口飲んでから、右手の爪を切り始めた。
「ずいぶん考えたんだ。何処へ行っても結局は同じじゃないかともね。
でも、やはり俺は行くよ。同じでもいい。」

「もう帰ってこないのかい?」

「もちろんいつかは帰ってくるさ。いつかはね。別に逃げ出すわけじゃないんだもの。」

ベンゲルは小皿の落花生のしわだらけの穀を音を立てて割り、灰皿に捨てた。
磨き込まれたカウンターの羽目板にビールの冷たい露がたまったのを彼は紙ナプキンで拭き取った。
「何時たつんだい?」

「7月、8月、わからないな。たぶん今年の夏のうちだろう。もう用意はしてあるんだ。」

「ずいぶん急な話だね。」

「うん・・・。あんたにもいろいろと迷惑ばかりかけた。」

「ま、いろいろあったものね。」ベンゲルは戸棚に並んだグラスを乾いた布で拭きながら
何度も肯いた。「でも過ぎてしまえばみんな夢みたいだ。」

「でも最後に大耳取れてよかったね。」ヘンリーが思い出したかのように言った。


52 : :2006/04/06(木) 21:34:05 ID:U4AEmOVa0
>>51
大耳予告ktkr
しかしなぜ英語読み?

53 : :2006/04/07(金) 01:52:43 ID:cwXOtgmh0
春樹だから

54 : :2006/04/07(金) 18:33:55 ID:5o7KJW7k0
「ドイツの女の子がみんな、カリフォルニアガールズならね」



                               ユルゲン・クリンスマン


55 : :2006/04/07(金) 20:46:38 ID:AjsG5rLI0
「完璧な選手などといったものは存在しない。完璧な監督が存在しないようにね。」


                                    ヨハン・クライフ

56 :    :2006/04/07(金) 21:59:47 ID:2m54h6GR0
「ポルトガル代表である限り、フィオレンティーナにいる限り、
ルイ・コスタが王冠を手にすることは無いが、
ファンタジスタの背中には天使の羽が生えている。それだけで十分なのよ」


                           ルイ・コスタ(現ACミラン所属)


57 : :2006/04/08(土) 00:19:04 ID:DZ/7OXkn0
チェルシーとモウリーニョは現代のフットボールにはびこる
二つの巨大な罪だといってもよい。

                         アーセン・ベンゲル

58 : :2006/04/08(土) 00:40:28 ID:yMQGrk2S0
↑らはこっち向きじゃない?
http://ex12.2ch.net/test/read.cgi/football/1139469222/

59 :  :2006/04/10(月) 19:13:42 ID:GtoAlZVL0
保守

60 :    :2006/04/10(月) 19:56:31 ID:cJH5tC920
「どうしてこんなにあっと言う間に時間が流れちまうんだろう」
とカルボーニは、珍しく感慨深げに言った。
「ついこのあいだバレンシアに入ったみたいな気がする。
そこでお前に会って、アルベルダに会って……
でも気がつくと、欧州カップ戦制覇の最年長記録まで更新しちまっている。
俺は数えで42才になっている。早回しの映画を見ているみたいで、どうも妙な心もちだ。
でもお前にはわからないだろうな。
お前なんかまだカンテラ生活の続きみたいなものだ。うらやましい限りだよ」
「うらやましがられるほどのものじゃないけどね」
しかしビセンテにもカルボーニの気持ちはわかった。
カルボーニが厄年になってしまったのだ。
それはビセンテにとっても衝撃的な事実だった。


  遅くなりましたがお誕生日(4月6日)記念です


61 ::2006/04/11(火) 05:23:39 ID:boL5CtJHO
「僕を真似しても何も得られないよ」とロニーは言った。目をキラキラとさせて少年は言う、「でも巧くなりたいんだ」一息ついてロニーが言う、「僕のやれない技を身につけたらおいで」翼君。彼は今バルサにいる。

62 : :2006/04/11(火) 05:54:14 ID:tD0gb8r+0
中田は頭が悪いので・・・

63 : :2006/04/11(火) 23:55:35 ID:BcGUaJiS0
ふと思ったんだが
レキシントンの幽霊の「氷男」ってタイトル、
まんまアイスマンだよな。
ベルカンプ先生呼ばれてますよ!

64 ::2006/04/12(水) 19:15:54 ID:WEGSwJ3mO
『君は何故引退せずにプレイし続けるの?』と私は訪ねた『職業だからさ』とスールシャールは答えた。『職業だからプレイし続けるの?』『いや、そういうわけじゃないんだ。点を取る事は俺を甦らせてくれるから。』とスールシャールは答えた。
『点を取るのが好きなの?だから続けるでしょ?』と私は続け様に答えた。『それも少し違うんだ。僕はFWで点を取ることが仕事なんだ。だけど、点を取るためだけにプレーしてるわけでもないんだ。』スールシャールが答えたその言葉は私を混乱させた……

長い沈黙に答えが出ず、ふと席を外したスールシャール。彼の部屋の一室。数々のトロフィーやメダルが並ぶ棚。ふと目を向けると違和感を覚える一番大きな綺麗なショーケースに一番輝いていたはずのあの日のメダルがなかった。

多くのメダルと同じ様に同じ場所に無造作に飾られていたトレブルのメダル達を目にし、彼との対談を終えた。

65 : :2006/04/12(水) 22:23:29 ID:rBGKJT5i0
あの頃(トレブル)は日本ではソルスキアって発音されてたな。

66 :定期age:2006/04/13(木) 13:58:46 ID:vG0BddbP0
長い間見てなかったら良いの増えてるな。>>32とか素晴らしい出来だよな。
>>64のスールシャールとかデラナツカシス。個人的に好きやわこの二つ。

67 : :2006/04/17(月) 04:00:54 ID:tW0BWaZA0


68 : :2006/04/18(火) 05:25:35 ID:EuG1R4GJ0
でもとにかく話をはやくすると、私はそこで突然痛がりだしたわけです。
映画のシナリオなんかだと、
「トッティ、ここで何のまえぶれもなく両手で顔をおおい、大声をあげてはげしく痛がる」
という感じですね。
でもそんなにびっくりしないででね。
これまでずっとかくしてだまっていたけれど、私はほんとうはすごい痛がりなの。
ちょっとなにかあるとすぐに倒れちゃうの。
それが私の秘密の弱点です。
だからとくに派手な接触もなしにわっと痛がりだしたことじたいは、私にとってそれほどへんなことでもありません。
いつも私はちょっとてきとうに痛がって、それで「もうそろそろだな」と思って切り上げます。
すぐに倒れるけど、そのかわりすぐに立ち上がることできるのよね。
いわゆる「演技」というやつね。
でもそのとき、私にはうまくきりをつけてたち上がることができませんでした。
まるでゴム人形のそれのように左足首がありえない方向に(以下自粛)

69 : :2006/04/20(木) 18:39:32 ID:r9J9JdD70
ほしゅしとくか

70 : :2006/04/22(土) 16:57:34 ID:z0pGx8Kt0
>>68
これ好き。不謹慎だけど。

71 : :2006/04/24(月) 05:36:15 ID:qgbebeZd0
誰か書きなさいよ!!

72 : :2006/04/25(火) 12:17:06 ID:AQMA5eI70
誰か書きなさいよ!!

73 : :2006/04/26(水) 03:10:19 ID:xeKaqckx0
誰か書きなさいよ!!

74 :_:2006/04/26(水) 13:04:50 ID:NlRgZQUeO
あなたが書けばいいじゃない

75 : :2006/04/27(木) 01:06:52 ID:12vu0b+D0
おれはもう沢山書いたの!!他人が書いたの読みたいの!!

76 :_:2006/04/27(木) 11:09:19 ID:iO/k2OKuO
>>75
カワユス

77 :ワタナベ:2006/04/29(土) 17:01:12 ID:PDMwdp0m0
やれやれ

78 : :2006/04/30(日) 07:20:46 ID:UmPCQT2Z0
五反田君 のマテラッツィ

79 : :2006/05/01(月) 00:33:53 ID:7UAd+VUQ0
>>78
地味にうけたw

80 :フリオ・イグレシアス:2006/05/01(月) 07:36:58 ID:m+XK5UMM0
私は勘の導くままにスターティングメンバーにマルコ・マテラッツィを配して、試合開始を待った。
試合が始まれば必ずズラタンは襲撃してくるはずだ。
そのときにすべての結着はつく。
我々が負けるか、ズラタンが泣くかだ。

前半終了の少し前に自陣ペナルティエリア近くでぴしゃぴしゃという湿った足音が聞こえたとき、
私はすかさず指示を出した。
マルコ・マテラッツィがその大木のような足を伸ばしスライディングをすると、その足音はぴたりとやんで、
そのかわりに苦しそうなズラタンのうめき声が聞こえてきた。
そう、我々はズラタンに勝ったのだ。

その日、マルコ・マテラッツィは二六回も相手を削り、後半三七分に激しいブーイングを浴びながらゼ・マリアと交代した。
私もマルコ・マテラッツィは嫌いなほうだが、幸いなことにズラタンほどではない。

試合はユベントスが二−〇でイタリアダービーを制し、開幕からの連勝を六に伸ばした。

81 :_:2006/05/01(月) 14:45:55 ID:xJjWhJAtO
良作age

82 : :2006/05/01(月) 17:04:13 ID:Lj+tqSO60
ここにもあったのか。龍じゃなくて、
春樹ってゆうとこがミソだな。
やれやれ。

83 :  :2006/05/02(火) 10:57:58 ID:yk3ObzlM0
試合に負けて勝負に勝ったのか
数字の漢字表現に男っぷりを感じるな
やれやれ

84 : :2006/05/04(木) 11:00:18 ID:dPy7yG4V0
誰か書きなさいよ!!

85 :ハロルド:2006/05/04(木) 15:19:28 ID:BtJd469h0
フィリポ・インザーギが良いゴールについてこんな風に言っている。
「ゴールを決めるという動作は、自分と自分をとりまくサッカーの女神の距離を
確認することである。必要なのは小手先の技術ではなく、感性だ。」
(「ゴールをきめて何が悪い?」 2011年)

僕が感性を片手にゴールを決め始めたのは確かロベルト・バッジョが引退した
年で、それからもう15年にもなる。15年かけて僕は実にいろいろな物を
放り出してきた。まるで経営の破綻したフィオレンティーナが
負債を減らすためにバティストゥータを放出し、トルドを放出し、
そして最後にはルイコスタを放り出したように、15年の間僕は
ありとあらゆる物を放り出し、その代わりにほとんど何も身につけなかった。

それが果たして正しかったかのかどうか、僕には確信が持てない。
楽になったことは確かだとしても、年をとって引退の時を迎えた時に、
一体僕に何が残っているのだろうと考えるとひどく怖い。



86 :ハロルド:2006/05/04(木) 15:20:29 ID:BtJd469h0
もう一度ゴールについて書く。これで最後だ。

僕にとってゴールを決めるのはひどく苦痛な作業である。
10試合かけて1ゴールも決められないこともあれば、
一試合で3度ゴールネットを揺らした挙句
それがみんなオフサイドといったこともある。

それにもかかわらず、ゴールを決めるのは楽しい作業でもある。
生きることの困難さに比べ、それに意味をつけるのはあまりにも簡単だからだ。

十代の頃だろうか、僕はその事実に気がついて1週間ばかり口もきけないほど
驚いたことがある。少し気の利いたゴールを決めさえすれば世界は僕の
意のままになり、あらゆる評価は転換し、時は流れを変える・・・そんな気がした。

それが落とし穴だと気がついたのは、不幸なことにずっと後だった。


87 :ハロルド:2006/05/04(木) 15:21:16 ID:BtJd469h0
僕たちが決めようと努めるゴールと、実際に決めるゴールの間には深い淵が
横たわっている。どんな技術を持ってしてもその深さを埋めることは
できない。僕が決めてきたのはただのつまらないゴールだ。
バイシクルもなければ、50メートルロングシュートもない。
芸術的でもない。ただころころとゴールに転がり込んだただのゴールだ。
教訓なら少しはあるかもしれない。

もしあなたが芸術的なゴールを求めているならブラジル代表の試合を
見ればいい。真に芸術的なゴールが生み出されるためにはストリートサッカー
で磨かれた高度な技術が必要不可欠だからだ。
ブラジル人がそうであるように、金持ちは都市で豊かに暮らし、
貧しい子供たちは成り上がるために太陽の下で裸足でボールを追いかける。
フットボールとはそういうものだ。

夜中の3時にネットでエロ画像をあさるような人間には、
それだけのゴールしか決めることはできない。

そして、それが僕だ。

88 : :2006/05/04(木) 15:58:30 ID:Jr/kIHqM0

長文乙。
でも別に村上春樹っぽくない。
おれ?おれは書かんよ。

89 : :2006/05/04(木) 17:30:20 ID:dPy7yG4V0
元の文章がすぐに浮かぶくらいまんま村上春樹じゃん
よく出来てると思うよ

90 : :2006/05/04(木) 21:22:17 ID:g8oO5B2m0
春樹に限定しないスレを誰か立ててくれ。

91 :  :2006/05/04(木) 21:50:17 ID:BpX5bVXG0
「やれやれ」と僕は言った。どうやら>>88は風の歌を聴けを知らないらしい。
僕はそっと蝋燭を吹き消すようにため息をついた

92 : :2006/05/04(木) 23:29:00 ID:MKuga95/0
「君はロンドンのチェルスキーに行ってみたことがあるかい?」とカハは訊ねてみた。
「ええ、あるわ。一年前にね。チェルスキーがどうかしたの?」
「見てみたいんだ」
クレスポは首を振った。
「あそこはあなたが考えているよりもずっと危険な場所なの。
あなたはチェルスキーに近づいたりするべきじゃないのよ。行く必要もないし、
行ってもそれほど面白いところじゃないわ。なぜあんなところに行きたがるの?」
「あのチームのことを少しでもくわしく知りたいんだ。隅から隅までね。
もし君が案内してくれないんなら、僕は自分一人でいくよ」
クレスポはしばらくカハの顔を見ていたが、やがてあきらめたように小さなため息をついた。
「いいわ。あなたは言っても聞くような人じゃないようだし、とにかく一人で行かせることはできないわ。
でもこのことだけはよく覚えておいてね。私はあのチームがとても怖いし、
二度とあんなところには行きたくないと思っているのよう。あそこは確かに何か不自然なものがあるのよ」
「大丈夫さ」とカハは言った。「二人で一緒に行って注意していれば、怖いことなんて何もないさ」
クレスポは首を振った。「あなたは見たことがないからあのチームの本当の恐ろしさを知らないのよ。
あそこの油は普通の油じゃないのよ。あそこにあるのは人を呼び寄せる油なのよ。嘘じゃないわ」
「近くに寄らないように気をつける」とカハは約束し、クレスポの手を握った。
「遠くから眺めるだけでいい。一目見てみたいだけなんだ」

結局カハのみ生還

93 :風の歌を聴け:2006/05/05(金) 16:43:44 ID:JOkDv5nK0
ある新聞記者がインタビューの中でルチアーノ・モッジにこう訪ねた。
「あなたのチームはロスタイムを7分もらいその最後にペナルティーキックを得た。
これは買収ではないですか?」
モッジはこう言った。
「君はピッチの外で金がどんな風に流れるのかを知っているのかい?」
「いや、」と新聞記者は答えた。「でも、そんなこと誰にでも想像できますよ。」
「誰にでも想像できることすらしないで、いったい何の意味がある?」

94 :続き:2006/05/05(金) 16:55:57 ID:JOkDv5nK0
僕は時々審判を買収する。
最後に買収したのは先週のことだ。
買収するのはひどく嫌なことだ。買収と八百長は現代のカルチョ界にはびこる
二つの巨大な罪だと言ってもいい。
実際僕たちはよく買収し、しょっちゅう八百長をしくんでしまう。
しかし、もし僕たちが年中フェアに戦い続け、しかもその結果シーズンが無冠に
終わったら、老貴婦人の価値など失くなってしまうのかもしれない。

95 :ねじまき鳥と火曜日の女たち:2006/05/05(金) 17:21:34 ID:JOkDv5nK0
「あなたそれほど自分の能力に自信がもてるの?あなたのチーム選びに
どこか致命的な死角があるとは思わないの?そうじゃなければあなたは今頃
もう少しまともなカルチャトーレになってるとは思わない?
あなたくらいテクニックに優れてひとかどの能力を持った選手ならね」
「きみは僕を買いかぶっているんだ。」とレコバは言った。
「君が誰だかは知らないけど、僕はそんな立派な選手じゃない。僕には
何かを成し遂げる能力が欠けているんだ。だからどんどん脇道にそれていって
しまうんだ。」
死角、とレコバは思った。たしかにこの女の言う通りかもしれない。
僕のチーム選びの、フィジカルのそして存在そのものにどこか失われた
地底世界のようなものがあって、それが僕のサッカー人生を微妙に狂わせている
のかもしれない。
いや、違うな、微妙にじゃない。大幅にだ。収集不可能なほどにだ。

96 :ほしゅ:2006/05/06(土) 11:23:23 ID:7uPdf7uJ0
ほしゅ

97 : :2006/05/09(火) 13:17:39 ID:lse2LBlc0


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